いんじゃん
- 益田亮

- 1 日前
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2年前の大河『光る君へ』で、藤原道長らの平安貴族が「打毬」(馬に乗って球を打つポロのような競技)をしていましたが、試合開始の合図は「いんじゃん」という掛け声でした。
先日の大河『豊臣兄弟』では、柴田勝家が家臣と腕相撲に興じるシーンで、開始の合図が「いーんじゃん」でした。
小学三年生から大阪の北摂地域で過ごしていましたが、そのころ「じゃんけん」に相当する掛け声はもっぱら「いんじゃん」でした。関西ではこれが多数派かと思っていましたが、どうやらそうでもなさそうで、『日本国語大辞典』を見ても、大阪市や淡路島等限られた地域での方言として採録されているようです。
しかし、平安時代や戦国時代に広く用いられていたのだとすると、むしろ「いんじゃん」は「じゃんけん」(いんじゃん+拳?)より先行するものだったかも知れませんね。
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